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1/3の神話

今回は3分割構図についての検証です。
写真を三目並べのゲーム盤に見立て、縦横3等分した時の交点に被写体を置くと見映えが良くなるという、例のアレです。
1/3の神話_f0128930_23404366.jpg
E-330 + Ai AF Nikkor 28mm F2.8D

作例の主題は電話機、添景はラーメン屋のご主人です。
これを撮ったのは2年前なので、3分割なんて考えていませんでした。



まずは作例に3分割の線を入れてみます。
1/3の神話_f0128930_23514953.jpg
主題の電話は交点にかかっているものの、ややズレています。

では主題をもっと強調していたらどうなったか?
1/3の神話_f0128930_23544084.jpg
これはこれでアリかもしれません。でもやっぱり添景の人物は入れたいので、ここは「引き」の方が良さそうです。

1/3の神話_f0128930_23595732.jpg
電話と人物の目が交点に来ました。うん、いいかも(^-^;)
結果、主題添景が対角線上に並んだのが興味深いです。

とまあ、多くの先達に語られているだけあって、やはり効果的な構図ですね。
3分割の方眼がファインダーに付いていれば、いつでも瞬時に構図作りができそうです。
自分は煩わしいので使わないと思いますが(笑)
by kotapunch | 2008-10-12 00:15 | 実験 | Comments(2)
Commented by ねぷちゅーん at 2008-10-12 06:57 x
こたさん、実践講座おもしろいです。
ところで、この中華屋のおやじも、若いのになんだかだるそうなのと、いまどきのダイヤル式の黒電話が哀愁を感じます。
確かに、あのカメラで自動的に表示される格子に煩わしさを感じる理由はなんなんでしょうね、イラっとくるのは(笑い)。実はそこらあたりにも、構図の秘密があるのかもしれませんね。
うちの母親が「写るんです」で撮ったときの写真の構図が案外うまくて、がっくりきた記憶があります。
このシリーズ、楽しみにしています。
Commented by kotapunch at 2008-10-12 20:02
ねぷちゅーんさん、コメントありがとうございます♪
やっぱり煩わしいですよね(^-^;)>方眼スクリーン
次のネタは何にしようかな~。黄金分割は難しそうだし…。
まぁ気長にお待ち下さい(笑)
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